絵本の世界に笑顔広がる、母子支援施設で心温まる読み聞かせ会開催

2025年7月19日、一般社団法人「本との出会いホントの出会い」は、東京都内の母子支援施設を訪れ、子どもたちに向けた絵本の読み聞かせ会を実施しました。夏の日差しが降り注ぐ午後、施設内のスペースは、絵本の世界に引き込まれた子どもたちの元気な笑い声と、それを見守る母親たちの優しい眼差しに包まれました。

色とりどりのイラストが楽しい動物の絵本や、リズミカルな言葉が繰り返される絵本など、子どもたちの五感を刺激する絵本が100冊以上並べられ、ボランティアスタッフが、ページをめくるたびに声色を変え、身振り手振りを交えながら物語を読み進めると、子どもたちは目を輝かせ、物語の展開に一喜一憂していました。

一般社団法人「本との出会い」は、「すべての子どもたちに、読書の機会を。」を理念に、経済的な事情や家庭環境に関わらず、子どもたちが本に親しむ機会を創出するための活動を続けています。代表の関矢氏は、「子どもたちの心に、今日の物語が温かい記憶として残り、本への興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。今後も、こうした活動を継続的に行い、一冊でも多くの本を子どもたちの元へ届けていきたい」と今後の展望を語りました。

絵本は、子どもたちの想像力や語彙力を育むだけでなく、親子の心をつなぐ架け橋にもなります。今回の読み聞かせ会は、参加した親子にとって、夏の思い出の1ページとなったことでしょう。